どう対応する?新規獲得の大口貨物と既存貨物

まずは新規を優先させよう

輸出大口貨物を獲得し取り扱い貨物量は全体で3割増加すると見込まれる場合、事務職や現場職の処理能力を考えれば早急な対策が必要でしょう。この場合、事務職は現在の要員のまま時間外勤務で対応する方法と社員を増員する方法、非正規社員を採用する方法があり、現場職も同様に現状維持で時間外勤務で対応するか常傭を増員するかエキストラを増員するということになります。基本的な考え方は新規に獲得した大口貨物が要求するサービス品質を優先すれば、既存貨物のサービス品質を維持することにもつながるでしょう。

想定外のトラブルに注意

新規の大口貨物は想定外のトラブルの発生が危惧されます。トラブルの防止、あるいはトラブルの初期段階で処理するために経験豊富な事務職社員と常傭を担当に指名しましょう。大口貨物に割り当てた人員の交代要員として新たな社員と常傭を投入するのが理想形でしょう。しかし、新規貨物から得られる貨物量と粗利が判明する前にいきなり固定社員の投入は危険なのでこの段階ではまず仮の作業体制を整備し検証することが大事でしょう。

円滑に処理するための体制構築

選択肢としては非正規社員を事務職は採用し、現場職はエキストラを増員するのがいいでしょう。大口貨物に対して万全の体制を整え顧客満足度を高めることで長期の安定貨物に育てましょう。取り扱いの初期にトラブルが発生すると荷主の信用を失うのみでなく、オペレーション全般に悪影響を及ぼすので、まずは新規の大口貨物を円滑に処理する体制を構築することが大事でしょう。一方、この時期に既存貨物を軽視しサービスの品質を落とすのは早計ですから複数の代替要員を投入し仮の体制を整え、見直し時に減員を検討するといいでしょう。

物流とは、物的流通のことで、生産者などから消費者へ商品を届けるシステムのことです。運送、保管、梱包、荷役、輸出入などが含まれます。